公開日 2025年11月11日
この度、国がユネスコ無形文化遺産代表一覧表への登録に向けて拡張提案を行った「山・鉾・屋台行事」について、
「常陸大津の御船祭」を含む4件を記載(登録)するよう勧告がなされました。
《今回追加登録勧告のあった案件》
・常陸大津の御船祭
・村上祭の屋台行事(新潟県村上市)
・放生津八幡宮祭の曳山・築山行事(富山県射水市)
・大津祭の曳山行事(滋賀県大津市)
「山・鉾・屋台行事」について
地域社会の安泰や災厄防除を願い,地域の人々が一体となり執り行う 「山・鉾・屋台」の巡行を中心とした祭礼行事です。
平成28年12月にユネスコ無形文化遺産に登録されています。
「常陸大津の御船祭」について
国指定年月日:平成29年3月3日
保護団体:常陸大津の御船祭保存会
概要:大津町にある佐波波地祇(さわわちぎ)神社の春季例大祭に行われる行事で、神輿を載せた大型の木造船が御船歌や
囃しにあわせて町内を巡行し、豊漁や海上安全などを祈願する。船の巡行は、ソロバンと呼ばれる井桁状に組んだ木
枠を路上に敷き、その上を左右に激しく揺らしながら、豪快に滑らせて行われる。

今後の予定
この勧告を受け、令和7年12月9〜11日の間に登録に関する最終決定がなされる予定です。

