北茨城市橋梁長寿命化修繕計画の策定について

公開日 2014年06月12日

北茨城市橋梁長寿命化修繕計画を策定しましたので公表いたします。

事業目的及び背景

北茨城市が管理する橋梁は、平成24年4月現在で324橋架設されております。そのうち橋長が15m以上で、かつ重要橋梁に位置づけられた橋梁は47橋であります。この47橋のうち、1962年以前に架設され、供用年数が50年以上経過している橋梁は全体の4%となっております。

この重要橋梁の供用年数が50年以上経過する橋梁の割合は、今後10年後で25%、20年後で63%、30年後で89%となります。

これらの高齢化を迎える橋梁を維持するための費用は今後増大することが見込まれます。限られた財源の中で橋梁を維持していくにはコスト縮減の取り組みが不可欠となります。

特に重要橋梁に位置づけた47橋について、従来の「対処療法型」から損傷が大きくなる前に予防的な対策を行う「予防保全型」へ転換し、コスト縮減を図りながら橋梁の寿命を延ばす必要があります。

そこで北茨城市では、将来的な財政負担の低減及び道路交通の安全性を確保するため、橋梁長寿命化修繕計画を策定いたしました。

今回策定した修繕計画に基づいて重要橋梁の補修を適切に実施していくとともに、橋梁点検を定期的(1回/5年)に実施することで、損傷・劣化状況を把握し、点検結果に基づき修繕計画の見直しを実施します。

また、今回の計画に含まれない管理橋梁については、職員による簡易な点検及びパトロール等の実施により橋梁の状況を把握し、適切な補修を実施いたします。

お問い合わせ

建設課
TEL:0293-43-1111